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愛媛大学工学部様の授業に「G検定講座」をご活用いただきました。

2024.08.08

国立大学法人 愛媛大学工学部の木下浩二先生がご担当する授業においてeduleapの「G検定講座」をご活用いただきました。
今後ますますAI活用が進む社会において、「G検定」のニーズはビジネスマンだけでなく、学生の間でも高まっています。
eduleapの講座を授業内でどのように活用しているのか、実際に使用された感想も含めて、大学院理工学研究科の樋上喜信様、木下浩二様、学部生の西山様と佐藤様にお話を伺いました。

愛媛大学大学院理工学研究科教授     樋上喜信 様 (中央)
愛媛大学大学院理工学研究科講師     木下浩二 様 (オンライン参加)
愛媛大学工学部コンピュータ科学コース  西山 様(左)
愛媛大学工学部応用情報工学コース    佐藤 様(右)



ー 今回は、コンピュータ科学コースと応用情報工学コースのコース長であり、企業と連携してPBL型授業にも取り組んでおられる樋上教授を通じて、木下先生の授業にeduleapの「G検定講座」をご活用いただきました。
実際にG検定講座を受講した学部生の西山様と佐藤様にもお集まり頂き、eduleapに対する生の声をお聞きしたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いします。

皆様
 宜しくお願いします。

※2024年3月、樋上教授の研究室(愛媛大学工学部校舎内)にてお話を伺いました。

ー 木下先生の専門は、AIに関する領域だと伺っております。どのような研究をされているんでしょうか?

木下様
 私の専門は画像処理や画像認識で、深層学習・ディープラーニングを扱っています。例えば、医療系の画像を使った深層学習による画像診断や、ドライブレコーダーの映像を解析して危険な動作を検出する研究をしています。

ー 今、世間でも非常に注目度が高い領域ですね。

木下様
 そうですね。昨年からは自然言語処理、例えばChatGPTなどのほうが注目を集めていますが、画像領域もまたこれから注目を集めると思います。

ー 授業ではどのような科目を担当されていますか?

木下様
 私が担当している機械学習1は、AI分野の最初に学ぶ科目になります。機械学習1は2年生から学ぶ科目で、1年生は基礎科目が中心です。専門科目が始まる2年生の最初の導入科目として機械学習1があります。

ー G検定も機械学習やディープラーニングなどAIの基礎的な知識を網羅できる学習内容になっています。eduleapの「G検定講座」は授業でどのように活用されたのでしょうか?

木下様
 授業では、動画コンテンツを使うというより、予習としてコンテンツを見てくださいと学生に伝えました。授業のイントロダクションとして、動画をあらかじめ見てもらい、授業の内容を理解してもらうという狙いです。

ー 実際に、eduleapの講座を受講したお二人はどのような感想を持ちましたか?

西山様
 イントロダクションとして最適で、とてもわかりやすかったです。導入がしっかりしていて、説明も分かりやすかったです。先生の話は計算式が多く、一見難しく感じる点がありましたが、動画を見ることで基礎部分のイメージがしやすくなり、理解が深まりました。

ー 確かに、予習段階で全体像を理解してから授業に臨むのと、何もしないまま授業に臨むのとでは、理解度に差が出ますよね。

西山様 
 先生はパワーポイントでとても綺麗に説明してくださいますが、少しとっつきにくい印象がありました。しかし、動画を見ることで基礎の部分が分かりやすくなり、説明が理解しやすくなりました。動画で説明された部分を思い出しやすく、理解が進みましたね。

ー ありがとうございます。佐藤様はいかがでしたか?

佐藤様
 私はやはり、動画の説明をアナウンサーがしているのでとても聞き取りやすかったです。小学生の時に受けていたテレビ学習のようで、とても分かりやすかったです。短い動画に仕上がっているので、復習がしやすく頭の整理がつきやすいのも良かったです。

木下様
 学生からのアンケートでもプロのアナウンサーが話しているため非常に聞きやすいという意見が多かったです。また、内容がわかりやすいという評価も多かったです。

ー DXの流れで、今後オンライン授業の取り組みや、eラーニングの活用もますます進んでくると思いますが、大学内の変化はいかがでしょうか?

樋上様
 電子的なファイルや資料の提供、小テストやレポートも紙ではなくウェブやMoodle(オープンソースのeラーニングプラットフォーム)で行うのが、多くの教員の流れですね。 動画も、欠席した学生に見てもらうために使ったりします。昔は欠席したら資料を渡すくらいしかできなかったのですが、今は動画も使えるようになっています。ただ、オンラインやオンデマンドのコンテンツ作成は難しいですね。教員のスキルも課題です。対面と同じか、それ以上の価値のある授業を自力で提供するのは難しいですね。

木下様
 今回ご提供いただいたコンテンツほど作り込まれてはいないのですが、以前のコロナの時にオンライン授業でZoomを使った授業を録画しておきました。それを復習用に授業後に見てもらうようにしています。また、全学でMoodleを導入しており、Moodleを使って復習の課題テストを出したりしています。採点作業がなくなり非常に助かるので、eラーニングがもっと使える環境が整えばさらに活用していきたいですね。


ー 今後もeラーニングを効果的に使う授業が増えてきそうですね。これからも是非、eduleapの講座を授業でご活用ください。
皆様、今回は貴重なお話をありがとうございました!

【G検定とは】
G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するAI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。 体系的な学習を通して「AIでできること、できないこと」「どこにAIを活用すればよいか」「AIを活用するためには何が必要か」を理解し、AIをビジネスシーンで利活用できるようになります。

【G検定講座とは】
eduleapの「G検定講座」は、豊富な動画1つ1つに対応した「テキスト」「振り返りテスト」を実装しており、動画で学んだ知識の効率的な定着を実現します。また、講座を締めくくる「模擬テスト」は実際のテストと同じ問題数・同じ形式なので、本番さながらの試験対策が行えます。 初学者でも、平均5分の動画を1日3本視聴するだけで、3か月後には合格レベルの知識が身に付きます。

※講座詳細はこちらをご覧ください。


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